[Ni(OH)4]2− → Ni2+ + 4OH−
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- テトラヒドロキシドニッケル(II)酸イオンの電離
- [Ni(OH)4]2−テトラヒドロキシドニッケル(II)酸イオンNi2+ニッケル(II)イオン + 4OH−水酸化物イオン⟶
テトラヒドロキシドニッケル(II)酸イオンが電離すると，ニッケル(II)イオンと水酸化物イオンが生成します（その他の反応はこちら）。この反応は酸塩基反応で，
に分類されます。目次
化学反応情報
化学反応式
- テトラヒドロキシドニッケル(II)酸イオンの電離
- [Ni(OH)4]2−テトラヒドロキシドニッケル(II)酸イオンNi2+ニッケル(II)イオン + 4OH−水酸化物イオン⟶
一般反応式
各原子の酸化数
- テトラヒドロキシドニッケル(II)酸イオンの電離
反応物
| 化学式 | 名称 | 係数 | 分類 | 一般反応式に おける分類 |
|---|---|---|---|---|
| [Ni(OH)4]2− | テトラヒドロキシドニッケル(II)酸イオン | 1 | – | 多原子イオン |
生成物
| 化学式 | 名称 | 係数 | 分類 | 一般反応式に おける分類 |
|---|---|---|---|---|
| Ni2+ | ニッケル(II)イオン | 1 | – | 陽イオン |
| OH− | 水酸化物イオン | 4 | – | 陰イオン |
熱力学的変化
反応物の熱力学データ
| 化学式 | 標準生成 エンタルピー ΔfH° kJ · mol−1 | 標準生成 ギブス エネルギー ΔfG° kJ · mol−1 | 標準モル エントロピー S° J · K−1 · mol−1 | 標準モル 定圧熱容量 Cp° J · K−1 · mol−1 |
|---|---|---|---|---|
| [Ni(OH)4]2− | – | – | – | – |
生成物の熱力学データ
| 化学式 | 標準生成 エンタルピー ΔfH° kJ · mol−1 | 標準生成 ギブス エネルギー ΔfG° kJ · mol−1 | 標準モル エントロピー S° J · K−1 · mol−1 | 標準モル 定圧熱容量 Cp° J · K−1 · mol−1 |
|---|---|---|---|---|
| Ni2+ (g) | 2931.390[1] | – | – | – |
| Ni2+ (ao) | -54.0[1] | -45.6[1] | -128.9[1] | – |
| OH− (g) | -143.5[1] | – | – | – |
| OH− (ao) | -229.994[1] | -157.244[1] | -10.75[1] | -148.5[1] |
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)
参考文献
参考文献一覧
- 1Janiel J. Reed (1989)The NBS Tables of Chemical Thermodynamic Properties: Selected Values for Inorganic and C1 and C2 Organic Substances in SI UnitsNational Institute of Standards and Technology (NIST)