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ZnBr2 + (NH4)2CO3 💧→ ZnCO3↓ + 2NH4Br

臭化亜鉛炭酸アンモニウムが反応すると,炭酸亜鉛臭化アンモニウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
ZnBr2臭化亜鉛1
ルイス酸
水に易溶
(NH4)2CO3炭酸アンモニウム1
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
ZnCO3炭酸亜鉛1
ルイス共役体
水に難溶
NH4Br臭化アンモニウム2
非酸化還元生成物

熱力学的変化

水溶液における変化 (1)

臭化亜鉛炭酸アンモニウムの反応
ΔrG−56.65 kJ/mol
K8.41 × 109
pK−9.92
ZnBr2水溶液 (解離状態) + (NH4)2CO3水溶液 (解離状態)
💧
ZnCO3結晶性固体 + 2NH4Br水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
18.25−56.65251.4
1 mol あたり
18.25−56.65251.4
18.25−56.65251.4
1 mol あたり
18.25−56.65251.4
9.125−28.32125.7

水溶液における変化 (2)

臭化亜鉛炭酸アンモニウムの反応
ΔrG−62.2 kJ/mol
K7.89 × 1010
pK−10.90
ZnBr2水溶液 (非解離状態) + (NH4)2CO3水溶液 (解離状態)
💧
ZnCO3結晶性固体 + 2NH4Br水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−62.2
1 mol あたり
−62.2
−62.2
1 mol あたり
−62.2
−31.1

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
ZnBr2 (cr)-328.65[1]-312.13[1]138.5[1]
ZnBr2 (ai)-396.98[1]-354.97[1]52.7[1]-238[1]
ZnBr2 (ao)-349.4[1]
ZnBr2 (cr)
2水和物
-937.2[1]-799.5[1]198.7[1]
(NH4)2CO3 (ai)-942.15[1]-686.42[1]169.9[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
ZnCO3 (cr)-812.78[1]-731.52[1]82.4[1]79.71[1]
ZnCO3 (cr)
1水和物
-970.6[1]
NH4Br (cr)-270.83[1]-175.2[1]113[1]96[1]
NH4Br (ai)-254.05[1]-183.26[1]195.8[1]-61.9[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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