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ZnCl2 + CuF2 💧→ ZnF2↓ + CuCl2

塩化亜鉛フッ化銅(II)が反応すると,フッ化亜鉛塩化銅(II)が生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
ZnCl2塩化亜鉛1
ルイス酸
水に易溶
CuF2フッ化銅(II)1
ルイス塩基
水に可溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
ZnF2フッ化亜鉛1
ルイス共役体
水に微溶
CuCl2塩化銅(II)1
非酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

塩化亜鉛フッ化銅(II)の反応
ZnCl2結晶性固体 + CuF2結晶性固体
💧
ZnF2結晶性固体 + CuCl2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−26.8
1 mol あたり
−26.8
1 mol あたり
−26.8
1 mol あたり
−26.8
1 mol あたり
−26.8

水溶液における変化 (1)

塩化亜鉛フッ化銅(II)の反応
ZnCl2水溶液 (解離状態) + CuF2結晶性固体
💧
ZnF2結晶性固体 + CuCl2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり

水溶液における変化 (2)

塩化亜鉛フッ化銅(II)の反応
ZnCl2水溶液 (非解離状態) + CuF2結晶性固体
💧
ZnF2結晶性固体 + CuCl2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
ZnCl2 (cr)-415.05[1]-369.398[1]111.46[1]71.34[1]
ZnCl2 (g)-266.1[1]
ZnCl2 (ai)-488.19[1]-409.50[1]0.8[1]-226[1]
ZnCl2 (ao)-403.7[1]
CuF2 (cr)-542.7[1]
CuF2 (cr)
2水和物
-981.4[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
ZnF2 (cr)-764.4[1]-713.3[1]73.68[1]65.65[1]
ZnF2 (ai)-819.14[1]-704.64[1]-139.7[1]-167[1]
CuCl2 (cr)-220.1[1]-175.7[1]108.07[1]71.88[1]
CuCl2 (ao)-197.9[1]
CuCl2 (cr)
2水和物
-821.3[1]-655.9[1]167[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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