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2Ba + O2 → 2BaO

バリウム酸素が反応すると,酸化バリウムが生成します。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と酸化性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物
金属と非金属の反応
金属還元剤 + 非金属酸化剤
二元化合物酸化還元生成物

各原子の酸化数

バリウム酸素の反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Baバリウム2
還元剤
還元性
金属
O2酸素1
酸化剤
酸化性
非金属

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
BaO酸化バリウム2
酸化還元生成物
二元化合物

熱力学的変化

標準状態における変化

バリウム酸素の反応
ΔrG−1050.2 kJ/mol
K9.71 × 10183
pK−183.99
2Ba結晶性固体 + O2気体
2BaO結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−1107.0−1050.2−189.910.07
1 mol あたり
−553.50−525.10−94.955.035
1 mol あたり
−1107.0−1050.2−189.910.07
1 mol あたり
−553.50−525.10−94.955.035

水溶液における変化

バリウム酸素の反応
ΔrG−1066.6 kJ/mol
K7.25 × 10186
pK−186.86
2Ba結晶性固体 + O2水溶液 (非解離状態)
2BaO結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−1095.3−1066.6−95.7
1 mol あたり
−547.65−533.30−47.9
1 mol あたり
−1095.3−1066.6−95.7
1 mol あたり
−547.65−533.30−47.9

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Ba (cr)0[1]0[1]62.8[1]28.07[1]
Ba (g)180[1]146[1]170.243[1]20.786[1]
O2 (g)0[1]0[1]205.138[1]29.355[1]
O2 (ao)-11.7[1]16.4[1]110.9[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
BaO (cr)-553.5[1]-525.1[1]70.42[1]47.78[1]
BaO (g)-117[1]33.1[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体

参考文献

参考文献一覧

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