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2CuBr + Cl2 → CuCl2 + CuBr2

臭化銅(I)塩素が反応すると,塩化銅(II)臭化銅(II)が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と酸化性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

臭化銅(I)塩素の反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CuBr臭化銅(I)2
還元剤
被酸化性
Cl2塩素1
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CuCl2塩化銅(II)1
酸化還元生成物
CuBr2臭化銅(II)1
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

臭化銅(I)塩素の反応
2CuBr結晶性固体 + Cl2気体
CuCl2結晶性固体 + CuBr2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−152.7
1 mol あたり
−76.35
1 mol あたり
−152.7
1 mol あたり
−152.7
1 mol あたり
−152.7

水溶液における変化

臭化銅(I)塩素の反応
2CuBr結晶性固体 + Cl2水溶液 (非解離状態)
CuCl2水溶液 (非解離状態) + CuBr2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CuBr (cr)-104.6[1]-100.8[1]96.11[1]54.73[1]
Cl2 (g)0[1]0[1]223.066[1]33.907[1]
Cl2 (ao)-23.4[1]6.94[1]121[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CuCl2 (cr)-220.1[1]-175.7[1]108.07[1]71.88[1]
CuCl2 (ao)-197.9[1]
CuCl2 (cr)
2水和物
-821.3[1]-655.9[1]167[1]
CuBr2 (cr)-141.8[1]
CuBr2 (cr)
4水和物
-1326.3[1]
* (cr):結晶性固体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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