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2Cu + CsClO4 → Cu2O + CsClO3

過塩素酸セシウムが反応すると,酸化銅(I)塩素酸セシウムが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と酸化性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cu2
還元剤
被酸化性
CsClO4過塩素酸セシウム1
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cu2O酸化銅(I)1
酸化生成物
CsClO3塩素酸セシウム1
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

過塩素酸セシウムの反応
ΔrG−139.6 kJ/mol
K2.86 × 1024
pK−24.46
2Cu結晶性固体 + CsClO4結晶性固体
Cu2O結晶性固体 + CsClO3結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−137.2−139.67.9
1 mol あたり
−68.60−69.804.0
−137.2−139.67.9
1 mol あたり
−137.2−139.67.9
1 mol あたり
−137.2−139.67.9

水溶液における変化

過塩素酸セシウムの反応
ΔrG−145.4 kJ/mol
K2.97 × 1025
pK−25.47
2Cu結晶性固体 + CsClO4水溶液 (解離状態)
Cu2O結晶性固体 + CsClO3水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−143.2−145.47.1
1 mol あたり
−71.60−72.703.5
−143.2−145.47.1
1 mol あたり
−143.2−145.47.1
1 mol あたり
−143.2−145.47.1

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cu (cr)0[1]0[1]33.150[1]24.435[1]
Cu (g)338.32[1]298.58[1]166.38[1]20.786[1]
CsClO4 (cr)-443.09[1]-314.26[1]175.06[1]108.28[1]
CsClO4 (ai)-387.61[1]-300.54[1]315.1[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cu2O (cr)-168.6[1]-146.0[1]93.14[1]63.64[1]
CsClO3 (cr)-411.7[1]-307.9[1]156.1[1]
CsClO3 (ai)-362.25[1]-299.97[1]295.4[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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