You-iggy

2Cu + Ni(OH)2 🔥→ Cu2O + Ni + H2O

水酸化ニッケル(II)が反応すると,酸化銅(I)ニッケルが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と被還元性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 被還元性化学種酸化剤
🔥
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cu2
還元剤
被酸化性
Ni(OH)2水酸化ニッケル(II)1
酸化剤
被還元性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cu2O酸化銅(I)1
酸化生成物
Niニッケル1
還元生成物
H2O1

熱力学的変化

標準状態における変化

水酸化ニッケル(II)の反応
ΔrG64.1 kJ/mol
K0.59 × 10−11
pK11.23
2Cu結晶性固体 + Ni(OH)2結晶性固体
🔥
Cu2O結晶性固体 + Ni結晶性固体 + H2O液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
75.364.139
1 mol あたり
37.632.020
75.364.139
1 mol あたり
75.364.139
1 mol あたり
75.364.139
1 mol あたり
75.364.139

水溶液における変化

水酸化ニッケル(II)の反応
ΔrG64.1 kJ/mol
K0.59 × 10−11
pK11.23
2Cu結晶性固体 + Ni(OH)2結晶性固体
🔥
Cu2O結晶性固体 + Ni結晶性固体 + H2O液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
75.364.139
1 mol あたり
37.632.020
75.364.139
1 mol あたり
75.364.139
1 mol あたり
75.364.139
1 mol あたり
75.364.139

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cu (cr)0[1]0[1]33.150[1]24.435[1]
Cu (g)338.32[1]298.58[1]166.38[1]20.786[1]
Ni(OH)2 (cr)-529.7[1]-447.2[1]88[1]
Ni(OH)2 (ai)-513.8[1]-360.2[1]-150.2[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cu2O (cr)-168.6[1]-146.0[1]93.14[1]63.64[1]
Ni (cr)0[1]0[1]29.87[1]26.07[1]
Ni (g)429.7[1]384.5[1]182.193[1]23.359[1]
H2O (cr)
H2O (l)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
H2O (g)-241.818[1]-228.572[1]188.825[1]33.577[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (l):液体

参考文献

参考文献一覧

  1. 1