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2Cu + O2 → 2CuO

酸素が反応すると,酸化銅(II)が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と酸化性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物
金属と非金属の反応
金属還元剤 + 非金属酸化剤
二元化合物酸化還元生成物

各原子の酸化数

酸素の反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cu2
還元剤
被酸化性
金属
O2酸素1
酸化剤
酸化性
非金属

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CuO酸化銅(II)2
酸化還元生成物
二元化合物

熱力学的変化

標準状態における変化

酸素の反応
ΔrG−259.4 kJ/mol
K2.79 × 1045
pK−45.44
2Cu結晶性固体 + O2気体
2CuO結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−314.6−259.4−186.186.38
1 mol あたり
−157.3−129.7−93.0903.19
1 mol あたり
−314.6−259.4−186.186.38
1 mol あたり
−157.3−129.7−93.0903.19

水溶液における変化

酸素の反応
ΔrG−275.8 kJ/mol
K2.08 × 1048
pK−48.32
2Cu結晶性固体 + O2水溶液 (非解離状態)
2CuO結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−302.9−275.8−91.9
1 mol あたり
−151.4−137.9−46.0
1 mol あたり
−302.9−275.8−91.9
1 mol あたり
−151.4−137.9−46.0

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cu (cr)0[1]0[1]33.150[1]24.435[1]
Cu (g)338.32[1]298.58[1]166.38[1]20.786[1]
O2 (g)0[1]0[1]205.138[1]29.355[1]
O2 (ao)-11.7[1]16.4[1]110.9[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CuO (cr)-157.3[1]-129.7[1]42.63[1]42.30[1]
* (cr):結晶性固体

参考文献

参考文献一覧

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