You-iggy

2Cu + KClO4 + 2H+ → 2Cu+ + KClO3 + H2O

過塩素酸カリウムの反応 (酸性条件下)
2Cu + KClO4過塩素酸カリウム + 2H+水素イオン
2Cu+銅(I)イオン + KClO3塩素酸カリウム + H2O

過塩素酸カリウム水素イオンが反応すると,銅(I)イオン塩素酸カリウムが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

過塩素酸カリウムの反応 (酸性条件下)
2Cu + KClO4過塩素酸カリウム + 2H+水素イオン
2Cu+銅(I)イオン + KClO3塩素酸カリウム + H2O

一般反応式

被酸化性化学種と酸化性化学種の反応 (酸性条件下)
被酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤 + H+非酸化還元剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物 + H2O非酸化還元生成物

各原子の酸化数

過塩素酸カリウムの反応 (酸性条件下)

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cu2
還元剤
被酸化性
KClO4過塩素酸カリウム1
酸化剤
酸性条件下で酸化性
H+水素イオン2
水素イオン

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cu+銅(I)イオン2
酸化生成物
KClO3塩素酸カリウム1
還元生成物
H2O1

熱力学的変化

標準状態における変化

過塩素酸カリウムの反応 (酸性条件下)
ΔrG−136.60 kJ/mol
K8.54 × 1023
pK−23.93
2Cu結晶性固体 + KClO4水溶液 (解離状態) + 2H+水溶液 (非解離状態)
2Cu+水溶液 (非解離状態) + KClO3水溶液 (解離状態) + H2O液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−117.13−136.6065.1
1 mol あたり
−58.565−68.30032.5
−117.13−136.6065.1
水素イオン
1 mol あたり
−58.565−68.30032.5
銅(I)イオン
1 mol あたり
−58.565−68.30032.5
1 mol あたり
−117.13−136.6065.1
1 mol あたり
−117.13−136.6065.1

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cu (cr)0[1]0[1]33.150[1]24.435[1]
Cu (g)338.32[1]298.58[1]166.38[1]20.786[1]
KClO4 (cr)-432.75[1]-303.09[1]151.0[1]112.38[1]
KClO4 (ai)-381.71[1]-291.79[1]284.5[1]
H+ (g)1536.202[1]
H+ (ao)0[1]0[1]0[1]0[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cu+ (g)1089.986[1]
Cu+ (ao)71.67[1]49.98[1]40.6[1]
KClO3 (cr)-397.73[1]-296.25[1]143.1[1]100.25[1]
KClO3 (ai)-356.35[1]-291.22[1]264.8[1]
H2O (cr)
H2O (l)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
H2O (g)-241.818[1]-228.572[1]188.825[1]33.577[1]
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態), (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (l):液体

参考文献

参考文献一覧

  1. 1