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2HCrO4 + 2e → 2CrO42− + H2

クロム酸水素イオンの還元
2HCrO4クロム酸水素イオン + 2e電子
2CrO42−クロム酸イオン + H2水素

クロム酸水素イオンを還元すると,クロム酸イオン水素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

クロム酸水素イオンの還元
2HCrO4クロム酸水素イオン + 2e電子
2CrO42−クロム酸イオン + H2水素

一般反応式

還元可能化学種の還元
反応物酸化剤 + e
生成物還元生成物

各原子の酸化数

クロム酸水素イオンの還元

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
HCrO4クロム酸水素イオン2
酸化剤
e電子2
電子

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CrO42−クロム酸イオン2
H2水素1
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

クロム酸水素イオンの還元
ΔrG73.9 kJ/mol
K0.11 × 10−12
pK12.95
2HCrO4水溶液 (非解離状態) + 2e
2CrO42−水溶液 (非解離状態) + H2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−5.973.9−137.1
クロム酸水素イオン
1 mol あたり
−3.037.0−68.55
電子
1 mol あたり
−3.037.0−68.55
クロム酸イオン
1 mol あたり
−3.037.0−68.55
1 mol あたり
−5.973.9−137.1

標準状態における変化 (2)

クロム酸水素イオンの還元
ΔrG91.5 kJ/mol
K0.93 × 10−16
pK16.03
2HCrO4水溶液 (非解離状態) + 2e
2CrO42−水溶液 (非解離状態) + H2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−10.191.5309
クロム酸水素イオン
1 mol あたり
−5.0545.8155
電子
1 mol あたり
−5.0545.8155
クロム酸イオン
1 mol あたり
−5.0545.8155
1 mol あたり
−10.191.5309

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
HCrO4 (ao)-878.2[1]-764.7[1]184.1[1]
e
* (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CrO42− (ao)-881.15[1]-727.75[1]50.21[1]
H2 (g)0[1]0[1]130.684[1]28.824[1]
H2 (ao)-4.2[1]17.6[1]577[1]
* (ao):水溶液 (非解離状態), (g):気体

参考文献

参考文献一覧

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