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2FeO + 2NO → Fe2O3 + N2O

酸化鉄(II)一酸化窒素が反応すると,酸化鉄(III)一酸化二窒素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と酸化性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
FeO酸化鉄(II)2
還元剤
被酸化性
NO一酸化窒素2
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Fe2O3酸化鉄(III)1
酸化生成物
N2O一酸化二窒素1
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

酸化鉄(II)一酸化窒素の反応
2FeO結晶性固体 + 2NO気体
Fe2O3結晶性固体 + N2O気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−378.7
1 mol あたり
−189.3
1 mol あたり
−189.3
1 mol あたり
−378.7
1 mol あたり
−378.7

水溶液における変化 (1)

酸化鉄(II)一酸化窒素の反応
2FeO結晶性固体 + 2NO気体
Fe2O3結晶性固体 + N2O気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−378.7
1 mol あたり
−189.3
1 mol あたり
−189.3
1 mol あたり
−378.7
1 mol あたり
−378.7

水溶液における変化 (2)

酸化鉄(II)一酸化窒素の反応
2FeO結晶性固体 + 2NO気体
Fe2O3結晶性固体 + N2O水溶液
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−404.6
1 mol あたり
−202.3
1 mol あたり
−202.3
1 mol あたり
−404.6
1 mol あたり
−404.6

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
FeO (cr)-272.0[1]
NO (g)90.25[1]86.55[1]210.761[1]29.844[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Fe2O3 (cr)-824.2[1]-742.2[1]87.40[1]103.85[1]
N2O (g)82.05[1]104.20[1]219.85[1]38.45[1]
N2O (aq)56.1[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (aq):水溶液

参考文献

参考文献一覧

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