You-iggy

2MgBr2 + O2 → 2MgO + 2Br2

臭化マグネシウム酸素が反応すると,酸化マグネシウム臭素が生成します。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

難酸化性化学種と酸化性化学種の反応
難酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
MgBr2臭化マグネシウム2
還元剤
難酸化性
O2酸素1
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
MgO酸化マグネシウム2
還元生成物
Br2臭素2
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

臭化マグネシウム酸素の反応
ΔrG−124.3 kJ/mol
K5.98 × 1021
pK−21.78
2MgBr2結晶性固体 + O2気体
2MgO結晶性固体 + 2Br2液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−147.4−124.3−79.3
−73.70−62.15−39.6
1 mol あたり
−147.4−124.3−79.3
−73.70−62.15−39.6
1 mol あたり
−73.70−62.15−39.6

水溶液における変化

臭化マグネシウム酸素の反応
ΔrG185.0 kJ/mol
K0.39 × 10−32
pK32.41
2MgBr2水溶液 (解離状態) + O2水溶液 (非解離状態)
2MgO結晶性固体 + 2Br2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
230.4185.0152.3
115.292.5076.15
1 mol あたり
230.4185.0152.3
115.292.5076.15
1 mol あたり
115.292.5076.15

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
MgBr2 (cr)-524.3[1]-503.8[1]117.2[1]
MgBr2 (g)-309.6[1]
MgBr2 (ai)-709.94[1]-662.7[1]26.8[1]
MgBr2 (cr)
6水和物
-2410.0[1]-2055.7[1]397[1]
O2 (g)0[1]0[1]205.138[1]29.355[1]
O2 (ao)-11.7[1]16.4[1]110.9[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
MgO (cr)-597.98[1]-565.95[1]27.91[1]37.66[1]
MgO (g)17[1]
Br2 (cr)
Br2 (l)0[1]0[1]152.231[1]75.689[1]
Br2 (g)30.907[1]3.110[1]245.463[1]36.02[1]
Br2 (ao)-2.59[1]3.93[1]130.5[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (l):液体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

  1. 1