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2K + Cl2O → KCl + KClO

カリウム一酸化二塩素が反応すると,塩化カリウム次亜塩素酸カリウムが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と酸化性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Kカリウム2
還元剤
還元性
Cl2O一酸化二塩素1
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
KCl塩化カリウム1
酸化還元生成物
KClO次亜塩素酸カリウム1
酸化生成物

熱力学的変化

水溶液における変化

カリウム一酸化二塩素の反応
ΔrG−832.4 kJ/mol
K6.76 × 10145
pK−145.83
2K結晶性固体 + Cl2O気体
KCl水溶液 (解離状態) + KClO水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−859.2−832.4−90
1 mol あたり
−429.6−416.2−45
1 mol あたり
−859.2−832.4−90
1 mol あたり
−859.2−832.4−90
−859.2−832.4−90

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
K (cr)0[1]0[1]64.18[1]29.58[1]
K (g)89.24[1]60.59[1]160.336[1]20.786[1]
Cl2O (g)80.3[1]97.9[1]266.21[1]45.40[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
KCl (cr)-436.747[1]-409.14[1]82.59[1]51.30[1]
KCl (g)-214.14[1]-233.0[1]239.10[1]36.48[1]
KCl (ai)-419.53[1]-414.49[1]159.0[1]-114.6[1]
KClO (ai)-359.4[1]-320.0[1]146[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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