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2RbNO3 🔥→ Rb2O + 2NO↑ + O3

硝酸ルビジウムが分解すると,酸化ルビジウム一酸化窒素オゾンが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

オキソ酸塩の熱分解 (酸化還元反応)
オキソ酸塩自己酸化還元剤
🔥
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
RbNO3硝酸ルビジウム2
自己酸化還元剤
オキソ酸塩

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Rb2O酸化ルビジウム1
NO一酸化窒素2
還元生成物
O3オゾン1
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

硝酸ルビジウムの分解
2RbNO3結晶性固体
🔥
Rb2O結晶性固体 + 2NO気体 + O3気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
974
1 mol あたり
487
1 mol あたり
974
1 mol あたり
487
1 mol あたり
974

水溶液における変化 (1)

硝酸ルビジウムの分解
2RbNO3水溶液 (解離状態)
🔥
Rb2O結晶性固体 + 2NO気体 + O3気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
901
1 mol あたり
451
1 mol あたり
901
1 mol あたり
451
1 mol あたり
901

水溶液における変化 (2)

硝酸ルビジウムの分解
2RbNO3水溶液 (解離状態)
🔥
Rb2O結晶性固体 + 2NO気体 + O3水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
884
1 mol あたり
442
1 mol あたり
884
1 mol あたり
442
1 mol あたり
884

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
RbNO3 (cr)-495.05[1]-395.78[1]147.3[1]102.1[1]
RbNO3 (ai)-458.52[1]-395.24[1]267.8[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Rb2O (cr)-339[1]
Rb2O (g)-50[1]
NO (g)90.25[1]86.55[1]210.761[1]29.844[1]
O3 (g)142.7[1]163.2[1]238.93[1]39.20[1]
O3 (ao)125.9[1]174.1[1]146[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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