You-iggy

2Rb2O + 2Cl2 → 4RbCl + O2

酸化ルビジウム塩素が反応すると,塩化ルビジウム酸素が生成します。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

難酸化性化学種と酸化性化学種の反応
難酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Rb2O酸化ルビジウム2
還元剤
難酸化性
Cl2塩素2
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
RbCl塩化ルビジウム4
還元生成物
O2酸素1
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

酸化ルビジウム塩素の反応
2Rb2O結晶性固体 + 2Cl2気体
4RbCl結晶性固体 + O2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−1063
1 mol あたり
−531.5
1 mol あたり
−531.5
1 mol あたり
−265.8
1 mol あたり
−1063

水溶液における変化 (1)

酸化ルビジウム塩素の反応
2Rb2O結晶性固体 + 2Cl2水溶液 (非解離状態)
4RbCl水溶液 (解離状態) + O2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−948
1 mol あたり
−474
1 mol あたり
−474
1 mol あたり
−237
1 mol あたり
−948

水溶液における変化 (2)

酸化ルビジウム塩素の反応
2Rb2O結晶性固体 + 2Cl2水溶液 (非解離状態)
4RbCl水溶液 (解離状態) + O2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−960
1 mol あたり
−480
1 mol あたり
−480
1 mol あたり
−240
1 mol あたり
−960

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Rb2O (cr)-339[1]
Rb2O (g)-50[1]
Cl2 (g)0[1]0[1]223.066[1]33.907[1]
Cl2 (ao)-23.4[1]6.94[1]121[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
RbCl (cr)-435.35[1]-407.80[1]95.90[1]52.38[1]
RbCl (g)-228.9[1]-247.3[1]249.56[1]36.82[1]
RbCl (ai)-418.32[1]-415.20[1]177.99[1]
O2 (g)0[1]0[1]205.138[1]29.355[1]
O2 (ao)-11.7[1]16.4[1]110.9[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

  1. 1