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2NaCl + H2[PtCl6] → Na2[PtCl6] + 2HCl↑

塩化ナトリウムヘキサクロリド白金(IV)酸が反応すると,ヘキサクロリド白金(IV)ナトリウム塩化水素が生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
NaCl塩化ナトリウム2
ブレンステッド塩基
揮発性の酸の塩
H2[PtCl6]ヘキサクロリド白金(IV)酸1
ブレンステッド酸
不揮発性の酸

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Na2[PtCl6]ヘキサクロリド白金(IV)ナトリウム1
共役塩基
不揮発性の酸の塩
HCl塩化水素2
共役酸
揮発性の酸

熱力学的変化

水溶液における変化 (1)

塩化ナトリウムヘキサクロリド白金(IV)酸の反応
2NaCl水溶液 (解離状態) + H2[PtCl6]水溶液 (解離状態)
Na2[PtCl6]結晶性固体 + 2HCl気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
182.2
1 mol あたり
91.10
182.2
182.2
1 mol あたり
91.10

水溶液における変化 (2)

塩化ナトリウムヘキサクロリド白金(IV)酸の反応
2NaCl水溶液 (解離状態) + H2[PtCl6]水溶液 (解離状態)
Na2[PtCl6]結晶性固体 + 2HCl水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
32.5
1 mol あたり
16.3
32.5
32.5
1 mol あたり
16.3

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
NaCl (cr)-411.153[1]-384.138[1]72.13[1]50.50[1]
NaCl (g)-176.65[1]-196.66[1]229.81[1]35.77[1]
NaCl (ai)-407.27[1]-393.133[1]115.5[1]-90.0[1]
H2[PtCl6] (ai)-668.2[1]-482.7[1]219.7[1]
H2[PtCl6] (cr)
6水和物
-2371.1[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Na2[PtCl6] (cr)-1115.9[1]
Na2[PtCl6] (cr)
2水和物
-1723.8[1]
Na2[PtCl6] (cr)
6水和物
-2912.1[1]
HCl (g)-92.307[1]-95.299[1]186.908[1]29.12[1]
HCl (ai)-167.159[1]-131.228[1]56.5[1]-136.4[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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