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2Na + CuF2 → 2NaF + Cu

ナトリウムフッ化銅(II)が反応すると,フッ化ナトリウムが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と被還元性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 被還元性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Naナトリウム2
還元剤
還元性
CuF2フッ化銅(II)1
酸化剤
被還元性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
NaFフッ化ナトリウム2
酸化生成物
Cu1
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

ナトリウムフッ化銅(II)の反応
2Na結晶性固体 + CuF2結晶性固体
2NaF結晶性固体 + Cu結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−604.6
1 mol あたり
−302.3
1 mol あたり
−604.6
−302.3
1 mol あたり
−604.6

水溶液における変化

ナトリウムフッ化銅(II)の反応
2Na結晶性固体 + CuF2結晶性固体
2NaF水溶液 (解離状態) + Cu結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−602.8
1 mol あたり
−301.4
1 mol あたり
−602.8
−301.4
1 mol あたり
−602.8

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Na (cr)0[1]0[1]51.21[1]28.24[1]
Na (g)107.32[1]76.761[1]153.712[1]20.786[1]
CuF2 (cr)-542.7[1]
CuF2 (cr)
2水和物
-981.4[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
NaF (cr)-573.647[1]-543.494[1]51.46[1]46.86[1]
NaF (g)-291.2[1]-310.5[1]217.59[1]34.221[1]
NaF (ai)-572.75[1]-540.68[1]45.2[1]-60.2[1]
Cu (cr)0[1]0[1]33.150[1]24.435[1]
Cu (g)338.32[1]298.58[1]166.38[1]20.786[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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