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2SrS + O2 → 2SrO + 2S

硫化ストロンチウム酸素が反応すると,酸化ストロンチウム硫黄が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と酸化性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
SrS硫化ストロンチウム2
還元剤
還元性
O2酸素1
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
SrO酸化ストロンチウム2
還元生成物
S硫黄2
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

硫化ストロンチウム酸素の反応
ΔrG−188.2 kJ/mol
K9.36 × 1032
pK−32.97
2SrS結晶性固体 + O2気体
2SrO結晶性固体 + 2S結晶性固体斜方硫黄
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−239.2−188.2−169.18.57
−119.6−94.10−84.554.29
1 mol あたり
−239.2−188.2−169.18.57
−119.6−94.10−84.554.29
1 mol あたり
−119.6−94.10−84.554.29

標準状態における変化 (2)

硫化ストロンチウム酸素の反応
2SrS結晶性固体 + O2気体
2SrO結晶性固体 + 2S結晶性固体単斜硫黄
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−238.5
−119.3
1 mol あたり
−238.5
−119.3
1 mol あたり
−119.3

水溶液における変化

硫化ストロンチウム酸素の反応
ΔrG−204.6 kJ/mol
K6.99 × 1035
pK−35.84
2SrS結晶性固体 + O2水溶液 (非解離状態)
2SrO結晶性固体 + 2S結晶性固体斜方硫黄
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−227.5−204.6−74.9
−113.8−102.3−37.5
1 mol あたり
−227.5−204.6−74.9
−113.8−102.3−37.5
1 mol あたり
−113.8−102.3−37.5

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
SrS (cr)-472.4[1]-467.8[1]68.2[1]48.70[1]
SrS (g)109[1]
O2 (g)0[1]0[1]205.138[1]29.355[1]
O2 (ao)-11.7[1]16.4[1]110.9[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
SrO (cr)-592.0[1]-561.9[1]54.4[1]45.02[1]
SrO (g)-8[1]
S (cr)
斜方硫黄
0[1]0[1]31.80[1]22.64[1]
S (cr)
単斜硫黄
0.33[1]
S (g)278.805[1]238.250[1]167.821[1]23.673[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体

参考文献

参考文献一覧

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