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3HClO2 + 2e → ClO + H3O+ + 2ClO2

亜塩素酸の還元
3HClO2亜塩素酸 + 2e電子
ClO次亜塩素酸イオン + H3O+ヒドロニウムイオン + 2ClO2亜塩素酸イオン

亜塩素酸を還元すると,次亜塩素酸イオンヒドロニウムイオン亜塩素酸イオンが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

亜塩素酸の還元
3HClO2亜塩素酸 + 2e電子
ClO次亜塩素酸イオン + H3O+ヒドロニウムイオン + 2ClO2亜塩素酸イオン

一般反応式

還元可能化学種の還元
反応物酸化剤 + e
生成物還元生成物

各原子の酸化数

亜塩素酸の還元

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
HClO2亜塩素酸3
酸化剤
e電子2
電子

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
ClO次亜塩素酸イオン1
還元生成物
H3O+ヒドロニウムイオン1
ClO2亜塩素酸イオン2

熱力学的変化

標準状態における変化

亜塩素酸の還元
ΔrG−257.2 kJ/mol
K1.15 × 1045
pK−45.06
3HClO2水溶液 (非解離状態) + 2e
ClO水溶液 (非解離状態) + H3O+水溶液 (非解離状態) + 2ClO2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−370.2−257.2−250
1 mol あたり
−123.4−85.73−83.3
電子
1 mol あたり
−185.1−128.6−125
次亜塩素酸イオン
1 mol あたり
−370.2−257.2−250
ヒドロニウムイオン
1 mol あたり
−370.2−257.2−250
亜塩素酸イオン
1 mol あたり
−185.1−128.6−125

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
HClO2 (ao)-51.9[1]5.9[1]188.3[1]
e
* (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
ClO (ao)-107.1[1]-36.8[1]42[1]
H3O+ (ao)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
ClO2 (ao)-66.5[1]17.2[1]101.3[1]
* (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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