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3Cu + Na[AuCl4] → 3CuCl + Au + NaCl

テトラクロリド金(III)酸ナトリウムが反応すると,塩化銅(I)塩化ナトリウムが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と酸化性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cu3
還元剤
被酸化性
Na[AuCl4]テトラクロリド金(III)酸ナトリウム1
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CuCl塩化銅(I)3
酸化生成物
Au1
還元生成物
NaCl塩化ナトリウム1

熱力学的変化

水溶液における変化

テトラクロリド金(III)酸ナトリウムの反応
ΔrG−255.67 kJ/mol
K6.19 × 1044
pK−44.79
3Cu結晶性固体 + Na[AuCl4]水溶液 (解離状態)
3CuCl結晶性固体 + Au結晶性固体 + NaCl水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−256.6−255.67−3.8
1 mol あたり
−85.53−85.223−1.3
−256.6−255.67−3.8
1 mol あたり
−85.53−85.223−1.3
1 mol あたり
−256.6−255.67−3.8
1 mol あたり
−256.6−255.67−3.8

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cu (cr)0[1]0[1]33.150[1]24.435[1]
Cu (g)338.32[1]298.58[1]166.38[1]20.786[1]
Na[AuCl4] (ai)-562.3[1]-497.04[1]325.9[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CuCl (cr)-137.2[1]-119.86[1]86.2[1]48.5[1]
Au (cr)0[1]0[1]47.40[1]25.418[1]
Au (g)366.1[1]326.3[1]180.503[1]20.786[1]
NaCl (cr)-411.153[1]-384.138[1]72.13[1]50.50[1]
NaCl (g)-176.65[1]-196.66[1]229.81[1]35.77[1]
NaCl (ai)-407.27[1]-393.133[1]115.5[1]-90.0[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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