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3LiNO2 + K3PO4 💧→ Li3PO4↓ + 3KNO2

亜硝酸リチウムリン酸カリウムが反応すると,リン酸リチウム亜硝酸カリウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
LiNO2亜硝酸リチウム3
ルイス酸
水に易溶
K3PO4リン酸カリウム1
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Li3PO4リン酸リチウム1
ルイス共役体
水に難溶
KNO2亜硝酸カリウム3
非酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

亜硝酸リチウムリン酸カリウムの反応
3LiNO2結晶性固体 + K3PO4結晶性固体
💧
Li3PO4結晶性固体 + 3KNO2結晶性固体rhombic
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−137.9
1 mol あたり
−45.97
1 mol あたり
−137.9
1 mol あたり
−137.9
1 mol あたり
−45.97

水溶液における変化

亜硝酸リチウムリン酸カリウムの反応
3LiNO2水溶液 (解離状態) + K3PO4水溶液 (解離状態)
💧
Li3PO4結晶性固体 + 3KNO2水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
17.5
1 mol あたり
5.83
1 mol あたり
17.5
1 mol あたり
17.5
1 mol あたり
5.83

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
LiNO2 (cr)-372.4[1]-302.0[1]96[1]
LiNO2 (ai)-383.09[1]-325.5[1]136.8[1]-28.9[1]
LiNO2 (cr)
0.5水和物
-423.3[1]
LiNO2 (cr)
1水和物
-676.1[1]-544.2[1]121[1]
K3PO4 (cr)-1950.2[1]
K3PO4 (ai)-2034.7[1]-1868.7[1]87.2[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Li3PO4 (cr)-2095.8[1]
KNO2 (cr)
rhombic
-369.82[1]-306.55[1]152.09[1]107.40[1]
KNO2 (ai)-356.9[1]-315.4[1]225.5[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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