3Mn2+ + [Mn(OH)4]2− → 4MnOH+
更新日：
- マンガン(II)イオンとテトラヒドロキシドマンガン(II)酸イオンの反応
- 3Mn2+マンガン(II)イオン + [Mn(OH)4]2−テトラヒドロキシドマンガン(II)酸イオン4MnOH+水酸化マンガン(II)イオン⟶
マンガン(II)イオンとテトラヒドロキシドマンガン(II)酸イオンが反応すると，水酸化マンガン(II)イオンが生成します（その他の反応はこちら）。この反応は酸塩基反応で，
に分類されます。目次
化学反応情報
化学反応式
- マンガン(II)イオンとテトラヒドロキシドマンガン(II)酸イオンの反応
- 3Mn2+マンガン(II)イオン + [Mn(OH)4]2−テトラヒドロキシドマンガン(II)酸イオン4MnOH+水酸化マンガン(II)イオン⟶
一般反応式
- 陽イオンと陰イオンの反応
- 陽イオンルイス酸 + 陰イオンルイス塩基 ⟶ 生成物ルイス共役体 + (H2O)
各原子の酸化数
- マンガン(II)イオンとテトラヒドロキシドマンガン(II)酸イオンの反応
反応物
| 化学式 | 名称 | 係数 | 分類 | 一般反応式に おける分類 |
|---|---|---|---|---|
| Mn2+ | マンガン(II)イオン | 3 | ルイス酸 | 陽イオン |
| [Mn(OH)4]2− | テトラヒドロキシドマンガン(II)酸イオン | 1 | ルイス塩基 | 陰イオン |
生成物
| 化学式 | 名称 | 係数 | 分類 | 一般反応式に おける分類 |
|---|---|---|---|---|
| MnOH+ | 水酸化マンガン(II)イオン | 4 | ルイス共役体 | – |
熱力学的変化
反応物の熱力学データ
| 化学式 | 標準生成 エンタルピー ΔfH° kJ · mol−1 | 標準生成 ギブス エネルギー ΔfG° kJ · mol−1 | 標準モル エントロピー S° J · K−1 · mol−1 | 標準モル 定圧熱容量 Cp° J · K−1 · mol−1 |
|---|---|---|---|---|
| Mn2+ (g) | 2519.69[1] | – | – | – |
| Mn2+ (ao) | -220.75[1] | -228.1[1] | -73.6[1] | 50[1] |
| [Mn(OH)4]2− | – | – | – | – |
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)
生成物の熱力学データ
| 化学式 | 標準生成 エンタルピー ΔfH° kJ · mol−1 | 標準生成 ギブス エネルギー ΔfG° kJ · mol−1 | 標準モル エントロピー S° J · K−1 · mol−1 | 標準モル 定圧熱容量 Cp° J · K−1 · mol−1 |
|---|---|---|---|---|
| MnOH+ (ao) | -450.6[1] | -405.0[1] | -17[1] | – |
* (ao):水溶液 (非解離状態)
参考文献
参考文献一覧
- 1Janiel J. Reed (1989)The NBS Tables of Chemical Thermodynamic Properties: Selected Values for Inorganic and C1 and C2 Organic Substances in SI UnitsNational Institute of Standards and Technology (NIST)