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3NaCl + 2KIO3 🔥→ 3NaClO2 + 2KI

塩化ナトリウムヨウ素酸カリウムが反応すると,亜塩素酸ナトリウムヨウ化カリウムが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

難酸化性化学種と酸化性化学種の反応
難酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
NaCl塩化ナトリウム3
還元剤
難酸化性
KIO3ヨウ素酸カリウム2
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
NaClO2亜塩素酸ナトリウム3
酸化生成物
KIヨウ化カリウム2
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

塩化ナトリウムヨウ素酸カリウムの反応
3NaCl結晶性固体 + 2KIO3結晶性固体
🔥
3NaClO2結晶性固体 + 2KI結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
659.34
1 mol あたり
219.78
329.67
219.78
1 mol あたり
329.67

水溶液における変化

塩化ナトリウムヨウ素酸カリウムの反応
ΔrG598.0 kJ/mol
K0.17 × 10−104
pK104.77
3NaCl水溶液 (解離状態) + 2KIO3水溶液 (解離状態)
🔥
3NaClO2水溶液 (解離状態) + 2KI水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
633.8598.0119.9
1 mol あたり
211.3199.339.97
316.9299.059.95
211.3199.339.97
1 mol あたり
316.9299.059.95

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
NaCl (cr)-411.153[1]-384.138[1]72.13[1]50.50[1]
NaCl (g)-176.65[1]-196.66[1]229.81[1]35.77[1]
NaCl (ai)-407.27[1]-393.133[1]115.5[1]-90.0[1]
KIO3 (cr)-501.37[1]-418.35[1]151.46[1]106.48[1]
KIO3 (ai)-473.6[1]-411.2[1]220.9[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
NaClO2 (cr)-307.02[1]
NaClO2 (ai)-306.7[1]-244.7[1]160.2[1]
NaClO2 (cr)
3水和物
-1192.77[1]
KI (cr)-327.900[1]-324.892[1]106.32[1]52.93[1]
KI (g)-125.5[1]-166.1[1]258.3[1]37.11[1]
KI (ai)-307.57[1]-334.85[1]213.8[1]-120.5[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (g):気体

参考文献

参考文献一覧

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