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4CsI + O2 🔥→ 2Cs2O + 2I2

ヨウ化セシウム酸素が反応すると,酸化セシウムヨウ素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と酸化性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CsIヨウ化セシウム4
還元剤
被酸化性
O2酸素1
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cs2O酸化セシウム2
還元生成物
I2ヨウ素2
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

ヨウ化セシウム酸素の反応
ΔrG746.04 kJ/mol
K0.20 × 10−130
pK130.70
4CsI結晶性固体 + O2気体
🔥
2Cs2O結晶性固体 + 2I2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
694.86746.04−171.3520.28
1 mol あたり
173.72186.51−42.8375.070
1 mol あたり
694.86746.04−171.3520.28
1 mol あたり
347.43373.02−85.67510.14
1 mol あたり
347.43373.02−85.67510.14

水溶液における変化

ヨウ化セシウム酸素の反応
ΔrG774.5 kJ/mol
K0.21 × 10−135
pK135.69
4CsI水溶液 (解離状態) + O2水溶液 (非解離状態)
🔥
2Cs2O結晶性固体 + 2I2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
619.2774.5−520.0
1 mol あたり
154.8193.6−130.0
1 mol あたり
619.2774.5−520.0
1 mol あたり
309.6387.3−260.0
1 mol あたり
309.6387.3−260.0

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CsI (cr)-346.60[1]-340.58[1]123.05[1]52.80[1]
CsI (g)-151.9[1]-191.2[1]275.29[1]37.45[1]
CsI (ai)-313.47[1]-343.59[1]244.3[1]-152.7[1]
O2 (g)0[1]0[1]205.138[1]29.355[1]
O2 (ao)-11.7[1]16.4[1]110.9[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cs2O (cr)-345.77[1]-308.14[1]146.86[1]75.98[1]
I2 (cr)0[1]0[1]116.135[1]54.438[1]
I2 (g)62.438[1]19.327[1]260.69[1]36.90[1]
I2 (ao)22.6[1]16.40[1]137.2[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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