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4FeO + ZnCO3 🔥→ 2Fe2O3 + ZnO + C

酸化鉄(II)炭酸亜鉛が反応すると,酸化鉄(III)酸化亜鉛炭素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と被還元性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 被還元性化学種酸化剤
🔥
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
FeO酸化鉄(II)4
還元剤
被酸化性
ZnCO3炭酸亜鉛1
酸化剤
被還元性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Fe2O3酸化鉄(III)2
酸化生成物
ZnO酸化亜鉛1
C炭素1
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

酸化鉄(II)炭酸亜鉛の反応
4FeO結晶性固体 + ZnCO3結晶性固体
🔥
2Fe2O3結晶性固体 + ZnO結晶性固体 + C結晶性固体黒鉛
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−95.9
1 mol あたり
−24.0
1 mol あたり
−95.9
1 mol あたり
−48.0
1 mol あたり
−95.9
1 mol あたり
−95.9

標準状態における変化 (2)

酸化鉄(II)炭酸亜鉛の反応
4FeO結晶性固体 + ZnCO3結晶性固体
🔥
2Fe2O3結晶性固体 + ZnO結晶性固体 + C結晶性固体ダイヤモンド
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−94.0
1 mol あたり
−23.5
1 mol あたり
−94.0
1 mol あたり
−47.0
1 mol あたり
−94.0
1 mol あたり
−94.0

水溶液における変化

酸化鉄(II)炭酸亜鉛の反応
4FeO結晶性固体 + ZnCO3結晶性固体
🔥
2Fe2O3結晶性固体 + ZnO結晶性固体 + C結晶性固体黒鉛
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−95.9
1 mol あたり
−24.0
1 mol あたり
−95.9
1 mol あたり
−48.0
1 mol あたり
−95.9
1 mol あたり
−95.9

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
FeO (cr)-272.0[1]
ZnCO3 (cr)-812.78[1]-731.52[1]82.4[1]79.71[1]
ZnCO3 (cr)
1水和物
-970.6[1]
* (cr):結晶性固体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Fe2O3 (cr)-824.2[1]-742.2[1]87.40[1]103.85[1]
ZnO (cr)-348.28[1]-318.30[1]43.64[1]40.25[1]
C (cr)
黒鉛
0[1]0[1]5.740[1]8.527[1]
C (cr)
ダイヤモンド
1.895[1]2.900[1]2.377[1]6.113[1]
C (g)716.682[1]671.257[1]158.096[1]20.838[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体

参考文献

参考文献一覧

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