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6Na + 4N2O3 → 6NaNO2 + N2

ナトリウム三酸化二窒素が反応すると,亜硝酸ナトリウム窒素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と酸化性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Naナトリウム6
還元剤
還元性
N2O3三酸化二窒素4
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
NaNO2亜硝酸ナトリウム6
酸化生成物
N2窒素1
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

ナトリウム三酸化二窒素の反応
ΔrG−2265.14 kJ/mol
K6.84 × 10396
pK−396.84
6Na結晶性固体 + 4N2O3気体
6NaNO2結晶性固体 + N2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−2486.78−2265.14−742.0
1 mol あたり
−414.463−377.523−123.7
1 mol あたり
−621.695−566.285−185.5
−414.463−377.523−123.7
1 mol あたり
−2486.78−2265.14−742.0

水溶液における変化

ナトリウム三酸化二窒素の反応
6Na結晶性固体 + 4N2O3液体
6NaNO2水溶液 (解離状態) + N2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−2270.0
1 mol あたり
−378.33
1 mol あたり
−567.50
−378.33
1 mol あたり
−2270.0

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Na (cr)0[1]0[1]51.21[1]28.24[1]
Na (g)107.32[1]76.761[1]153.712[1]20.786[1]
N2O3 (l)50.29[1]
N2O3 (g)83.72[1]139.46[1]312.28[1]65.61[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (l):液体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
NaNO2 (cr)-358.65[1]-284.55[1]103.8[1]
NaNO2 (ai)-344.8[1]-294.1[1]182.0[1]-51.0[1]
N2 (g)0[1]0[1]191.61[1]29.125[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (g):気体

参考文献

参考文献一覧

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