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2FeBr3 💧⚡→ 2FeBr2 + Br2

臭化鉄(III)水溶液の電気分解 (水≠反応物)

臭化鉄(III)水溶液を電気分解すると,臭化鉄(II)臭素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

臭化鉄(III)水溶液の電気分解 (水≠反応物)

一般反応式

水溶液の電気分解 (水≠反応物)
水と混和/水に易溶/水に可溶自己酸化還元剤
💧⚡
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

臭化鉄(III)水溶液の電気分解 (水≠反応物)

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
FeBr3臭化鉄(III)2
自己酸化還元剤
水に可溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
FeBr2臭化鉄(II)2
還元生成物
Br2臭素1
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

臭化鉄(III)水溶液の電気分解 (水≠反応物)
2FeBr3結晶性固体
💧⚡
2FeBr2結晶性固体 + Br2液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
36.8
1 mol あたり
18.4
1 mol あたり
18.4
1 mol あたり
36.8

水溶液における変化

臭化鉄(III)水溶液の電気分解 (水≠反応物)
ΔrG63.7 kJ/mol
K0.69 × 10−11
pK11.16
2FeBr3水溶液 (解離状態)
💧⚡
2FeBr2水溶液 (解離状態) + Br2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
159.863.7322.1
1 mol あたり
79.9031.9161.1
1 mol あたり
79.9031.9161.1
1 mol あたり
159.863.7322.1

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
FeBr3 (cr)-268.2[1]
FeBr3 (g)-123.8[1]
FeBr3 (ai)-413.4[1]-316.7[1]-68.6[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
FeBr2 (cr)-249.8[1]-238.1[1]140.6[1]
FeBr2 (g)-46[1]
FeBr2 (ai)-332.2[1]-286.81[1]27.2[1]
Br2 (cr)
Br2 (l)0[1]0[1]152.231[1]75.689[1]
Br2 (g)30.907[1]3.110[1]245.463[1]36.02[1]
Br2 (ao)-2.59[1]3.93[1]130.5[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態), (l):液体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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