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3HClO4 💧⚡→ 3HClO2 + 2O3

過塩素酸水溶液の電気分解 (水≠反応物)

過塩素酸水溶液を電気分解すると,亜塩素酸オゾンが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

過塩素酸水溶液の電気分解 (水≠反応物)

一般反応式

水溶液の電気分解 (水≠反応物)
水と混和/水に易溶/水に可溶自己酸化還元剤
💧⚡
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

過塩素酸水溶液の電気分解 (水≠反応物)

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
HClO4過塩素酸3
自己酸化還元剤
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
HClO2亜塩素酸3
還元生成物
O3オゾン2
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

過塩素酸水溶液の電気分解 (水≠反応物)
ΔrG369.7 kJ/mol
K0.17 × 10−64
pK64.77
3HClO4水溶液 (解離状態)
💧⚡
3HClO2水溶液 (非解離状態) + 2O3気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
517.7369.7496.8
1 mol あたり
172.6123.2165.6
1 mol あたり
172.6123.2165.6
1 mol あたり
258.9184.8248.4

標準状態における変化 (2)

過塩素酸水溶液の電気分解 (水≠反応物)
ΔrG391.5 kJ/mol
K0.26 × 10−68
pK68.59
3HClO4水溶液 (解離状態)
💧⚡
3HClO2水溶液 (非解離状態) + 2O3水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
484.1391.5311
1 mol あたり
161.4130.5104
1 mol あたり
161.4130.5104
1 mol あたり
242.1195.8156

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
HClO4 (l)-40.58[1]
HClO4 (ai)-129.33[1]-8.52[1]182.0[1]
HClO4 (cr)
1水和物
-382.21[1]
HClO4 (l)
2水和物
-677.98[1]
* (l):液体, (ai):水溶液 (解離状態), (cr):結晶性固体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
HClO2 (ao)-51.9[1]5.9[1]188.3[1]
O3 (g)142.7[1]163.2[1]238.93[1]39.20[1]
O3 (ao)125.9[1]174.1[1]146[1]
* (ao):水溶液 (非解離状態), (g):気体

参考文献

参考文献一覧

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